【2017年100社巡り】3社目 高良神社(京都府八幡市)高良玉垂命とは誰か?
今週のお題「2017年にやりたいこと」で掲げた100社巡りも3社目!!
3社目は石清水八幡宮の高良神社です。
詳しい情報はこちらにまとめましたが、
ブログではサイトに書かれていない歴史や考察などを書いていきます!
高良神社の御祭神は『高良玉垂命』。
しかし、高良玉垂命はあまり聞き慣れない神様です。
氏神様だから土着の神様じゃないかという意見もあると思いますが違います。
なぜなら、石清水八幡宮が創建されるずっと前・・・390年には福岡県久留米市にある高良大社で高良玉垂命が祀られているからです。
高良大社は高良山に鎮座しており、高良山を神奈備山として信仰されていたことが推測されれます。高良山には高木神(高御産巣日神)が鎮座されていました。
では、高木神が高良玉垂命の正体なのでしょうか?
このようなお話が残っています。
「高良山は元々、高牟礼山と呼ばれており、高木神が鎮座されていた。ある晩、高良玉垂命が一夜の宿として山を借りたいと申し出て、高木神が譲ったところ、高良玉垂命は結界を張ってそのまま鎮座してしまわれた。」
このお話から高良玉垂命は元々、高良山にいなかったことがわかります。
次にインターネットなどでよく見る。
八幡神社などで高良社に武内宿禰が祀られる事あることが論点みたいですが、そもそも高良社と武内社を分けてる方が多いです。これは時代が遡り、同一視されたものと考えたほうが正確だと考えます。
ならば、高良玉垂命は誰なのか?
この時、高良玉垂命の名前は出てきませんが高羅の豪族だったのでは無いでしょうか?
謎の多い神様です。
この先も調査を続けていきたいと思います。